【Linux】chmodコマンドでファイルのアクセス権を変更する

Linux

chmodコマンド

ファイルやディレクトリのアクセス権を変更できるコマンドです。

書式

chmod [オプション] アクセス権 ファイル名

オプション

オプション説明
-v詳細を表示する。
-R指定したディレクトリ内全てのアクセス権を変更する。
-fエラ〜メッセージを表示しない。

ファイルとディレクトリのアクセス権について

アクセス権はファイルとディレクトリにそれぞれ付与できるので、以下の表で確認します。

権限ファイルディレクトリ
r(読み)ファイルの内容を読みれる。ディレクトリ内の内容を参照できる。
w(書き)ファイルに書き込むことが出来る。ディレクトリ内に新規ファイルの作成、ファイルの名前変更・削除ができる。
x(実行)ファイルを実行できる。ディレクトリ内へのファイルアクセス、ディレクトリへの移動ができる。

chmodでアクセス権を付与することはよく実施しますが、ディレクトリのアクセス権を意識したことがあまり無かったので、検証してみたいと思います。

検証

※以下検証はCentOS8で検証しています。

まずは土台となる環境を作りました。いろいろとやっていますが、treeコマンドでざっくりとした部分は確認できます。

検証1

ではでは、chmodコマンドの実行結果を表示させます。

どういうわけか、パーミッションとオプションを逆に書いてもできました。

検証2

次にディレクトリ内のファイルについても全てパーミッションを変更してみます。